2013年08月09日
ピーマンまるごと

ピーマンといえば、中の種を取りだすものだと思っていました。
っでも、しし唐は種ごと食べるので、ピーマンもまるごと食べたらおいしいかもー!と思って、まるごと焼いてみたら、おいしかったです。種も全然苦くもないし気にならず。
塩だけかけて食べたり、めんつゆをかけて煮びたし風にしてもおいしいです。
以前、大阪のマクロビオティック料理教室で、かぼちゃのワタの部分は「人間で言えば子宮みたいな所、一番栄養が集まっているので、捨てないで食べて」と講師の方がおっしゃっていました。でも化学物質とか有害物質も一番溜まりやすいので、もしも苦かったら食べない方がいいとも。
これって人間の子宮(妊娠中)でもそうですよね。
赤ちゃんを守るためにへその緒を通過しないようになっているけれど、分子が小さいものはへその緒を通過してしまうそうです。最近のはナノテクノロジーなどの技術で、化粧品なども分子が小さくなっているし、化学物質、有毒物質は分子が小さいものが多く、へその緒を通過してしまうものが多いのだそうです。
また、水俣病では、有機水銀に汚染された魚を食べても妊婦さんは症状が軽かったそうです。胎児が水銀をひきうけてくれたからだそうです。母親の有機水銀を引き受けて生まれてきた子は宝子と呼ばれているそうです。(『食卓の向こう側』で知りました)
そう考えると、化学肥料や農薬を使わないで育てた野菜なら、安心してワタと種も食べられそうですね。
それにお野菜たちも、種を残そうとがんばって育っているところを、人間がいただくわけなので、全部まるごと食べてあげたいなあとも思います。肉や魚はもちろんですが、野菜や植物でも、生き物って、生きるために他のものの命をいただいているんですよね。
(最近は水だけで生きているという仙人みたいな人もいるらしいですが)
まあとにかく、まるごとって、簡単でおいしいのです。
Posted by くもつき at 19:16│Comments(0)
│夏野菜