きなこでチョコバナナ餅
鹿児島では端午の節句頃には「あくまき」を食べます。あくまきとは木の灰を混ぜたもち米を竹の皮に包んで煮たものです。
灰汁と竹の皮で保存が効くようにと昔の人の知恵がたくさんつまった保存食で、「ちまき」みたいなものです。
近所のおばちゃん達は大量に作って親戚や知り合いに配っています。
この季節になるとあちこちからあくまきを頂きます。以前あくまきの作り方を教えてもらったのですが、今年ももっぱら食べる専門でした。(作り方教わる編は
こちら)
来年こそは作りたいなあ~
というわけで、あくまきにはきなこをつけて食べるのですが、きなこが中途半端に余るのです。いつもだとパンやホットケーキを作る時に混ぜ込みますが、知り合いに教えてもらったのを思い出して、チョコクリームもどきを作ってみました。
きなこ、黒砂糖、ココア、お湯をよく混ぜる。それぞれの分量はお好みで。
マクロビオティックを実践している人や普段からあんまり白砂糖やチョコレートを食べない人ならチョコもどきと言っても大丈夫と思います。
うちの子どもたちはしっかりと騙されてくれるので、内心「してやったり」とにんまりしてしまいます。
でも全くの素人さん(?)にはきなこ臭さが気になるかも。というか「きなこのあんこだよ」と言えばOKで、「チョコだよ」と言ったらNGかもしれません。
バナナとお餅と一緒にいただきました。
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